あの世の 身内
2~3日前、大雨が降った早朝
道路の向かい側の土手が、ピンク色に染まっていた。
近くまで行ってみると・・・

雨の重さと、風の強さが災いしたのか
サルスベリの木が、ポッキリと 折れていた。

向かいの家には、バキバキと 折れる音が聞こえたらしい。
運がいいことに、ココは 地形的に高台になるようで
毎年この程度の被害で、生き残る。
ウチのお墓は、山の中にあってね。
お盆前に、ヒトを頼んで 草刈りをしてもらう。
いつもは、バイト頼んだオヤジの軽トラで
一緒に、お墓掃除に行くんだけど・・・・
今年は、お腹を壊したオラが、お願いの電話をした。
「あのよ~、腹壊しちゃって・・・一人で行ける?
クマ出るかもしれないけど~。」
.
「大丈夫だ!場所知ってるし。
行ってくる!!」
とは言え・・・・・
戻るまで、オヤジの身を 案じた。
なにしろ、出るんだす。
別の オヤジが!!(クマ)
お墓の近くに、罠が仕掛けてあるくらい。
危険認定の 場所。
墓掃除に行って
・・・葬式出すハメに?!

バイトのオヤジが 無事に戻った時
思わず、大声で迎えてしまった。
「おかえりぃ~~~♪」
大サービスの お迎えでアル。
即刻、己の身を 恥じた・・・。
うざい!
オラ、そーいう 女子タイプじゃね~ぞ。

何はともあれ、お盆は来た。
迎え火の木を 用意するのを忘れた 罰当たりなオラは
段ボールで、ご先祖様を オイデ、オイデ♪

出来ることを、出来る範囲内で カタつけても
ご先祖様は、きっと 怒らないと 思う。
なにしろ、オラのご先祖だもの
きっと、アバウトな団体だろうー。

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